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『センテンス・ガール』 スミヤ - もどかしい想いが紡ぐ耽美な物語

センテンス・ガール (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)

 スミヤ氏の『センテンス・ガール』読了


センテンス・ガール (2)
同じブランドのメガネをかけた女

センテンス・ガール (3)
「私は愛されていないと思います」


 表題作の5話構成中編『センテンス・ガール』に読み切り短編が5話、1話辺りのページ数は20。更に本作に登場したキャラクターたちがまとめて登場する描き下ろしアフターストーリーあり

センテンス・ガール (1) 登場人物はハイティーンであり女性サイドも同じ年頃の女の子達。中編ではクールに澄ましながら遠回しで長々とした難しい言い回しをしてしまう変な女の子がメイン(←「何考えてるかよくわからないって言われない?」『センテンス・ガール』)
 表題作は、そんな子を飲み会でお持ち帰りしたことから物語は始まる。長文でしか自分のことを伝えられない変な女の子と、その子の言わんとしている事を聞き流し受け止めようとしない主人公。噛み合わないながらも身体だけの関係は続くが、その女の子に性別を超えた片思いをしているもう一人のヒロインが登場し、すれ違いは大きくなってゆく
 ストーリーとしては、相手の思いがわからない・相手にうまく自分の思いが伝えられない“もどかしさ”が生む僅かな懸念を描き、読者にも淡く“もどかしさ”を感じさせる作風が短編にも共通した点。柔らかいグラデーションの効いた絵柄と併わさり、本作者の作品全体に共通したアトモスフィアを醸成している
 また短編であろうともストーリのオチに1ページ丸々使う事により後を引く雰囲気の演出に努めている

センテンス・ガール (4) 本作者としては乳房の大きめな女の子達で統一されてはいるが、華奢で情動のまま乱暴にしたら壊れてしまいそうな儚さを感じさせる線の細さは相変わらず
 エロパートにおいても、相手の本心が掴みきれないまま、相手に抱かれることに安心感を求め身体を交えることとなる(←性交時に小柄な体躯に似合わぬスタミナと貪欲さを見せてくるため、満足してくれているのか不安になってしまう『モンスターズ』)。不安感を消そうとする心情も相まって、余計なことを考えず今の行為に浸ろうと考える、キャラたちの快楽への純真さも抜きやすさを向上させている
 エロ配分は前戯はそこそこに、ピストンシーンに重きを置かれている。相手との繋がりを情交に見出そうとし、どこか必死さを感じさせながら相手の抱擁を求めるシナリオ上の支えもあって、プレーンに中出しフィニッシュへと導いている

 個人的には自分と同じブランドのメガネを掛けた変なヤツと歯車のあわないまま一線を越える『ウソツキメガネ』がヒット

tag : センテンス・ガール スミヤ

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Author:あずきのあいす
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モンスター娘と飼いつ飼われつの関係

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